定期健診

定期健診は、日頃の健康状態を確認する絶好の機会です。健診には、治療が必要な病気の早期発見や早期治療につなげる役割があります。しかし、それだけでなくこれからの健診は、生活習慣病※1、なかでもメタボリックシンドローム※2の予防や改善が最大の目的となります。

メタボリックシンドロームを含む生活習慣病は、日頃の生活習慣の不摂生が原因となる事が多く、生活習慣を規則正しくするだけで防ぐことができます。昨年の健診結果に異常があった方も、そうでない方も一度生活習慣の改善に取り組んで、翌年の健診でその成果を確かめてください。

定期健診を有効に活用して、より健康な身体を作りましょう。

  • ※1 生活習慣病とは、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、心臓病、がん、高脂血症、高血圧など、悪い生活習慣の積み重ねによって発症することが多い病気の総称です。
  • ※2 メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積により、脂質異常・糖尿病・高血圧症を合併する内臓脂肪症候群のことです。

定期健康診断を受診される方へ

食事について

胃の検査を受ける方

検査前夜 夕食はなるべく消化の良い食事をとり、9時以降は飲食しないでください。また、アルコール類も検査に影響することがありますので控えてください。
検査当日 朝 朝食はもちろん、タバコ・薬・水などの飲食はしないでください。(薬…治療中で投薬を受けている方は、主治医の指示に従ってください)

胃の検査を受けない方

検査前夜 夕食は普通にとって構いません。
検査当日 朝 午前に検査を受ける方は朝食をとらないでください。水は飲んでも構いません。
午後に検査を受ける方は軽めの食事をとっても構いません。(食事後、4時間以上経過していることが必要です)

受診コース

受診コース Aコース
(34歳以下)
Bコース
(35~39歳)
Cコース
(40歳以上)
消化器X線 ありません。 ありません。

消化器X線について

治療中または胃疾患の既往があるために定期的に胃カメラまたは、消化器X線直接撮影を実施している方(健診日前3ヵ月以内に実施している場合のみ)は消化器X線間接撮影を省略できます。「胃検査結果確認について(お願い)」を事業所担当課にご提出ください。
便潜血検査 ありません。

便潜血検査について

大腸検査用「採便容器」は、説明書の注意事項をよく読んで検査当日から2日以内に採便したものを、当日必ず受付へ提出してください。
受診票の記入※ 受診票(OCR)は、各自で必要事項(裏面問診欄等)を正確に記入してください。
すべての問診項目に記入漏れのないようご注意ください。漏れがありますと再度ご記入いただくことになります。
眼鏡など※ メガネやコンタクトレンズを使用している方は、必ず持参してください。
胸部レントゲン※
  • 金具やボタン、刺しゅうの入っていない無地のTシャツで受診してください。
  • 女性の方は、あらかじめ無地のTシャツを着用し、頭髪の長い方は肩より上の方でまとめておいてください。
  • ※胸部レントゲンは法定項目のため全員受診してください。
    (ただし、妊娠や胸部疾患などやむを得ない事情の場合は健診当日スタッフに申し出て中止してください。)
医師診察※ 全員対象です。聴打診を行います。
  • ※やむを得ない事情により希望されない方を除く。
歯科健診※ 全員対象です(歯科医へ通っている方、もしくは3ヵ月以内に歯科医へ通っていた方は歯科健診対象外となります)。
VDT健診※ 事業所担当課から指示された方が対象となります。
  • ※A・B・C共通項目

健診ではこんな検査を行います

検査項目 Aコース
(34歳以下)
Bコース
(35~39歳)
Cコース
(40歳以上)
1 既住歴、業務歴の調査 法定
2 自覚症状、他覚症状の有無の検査 法定
3 身体測定 身長 法定
体重 法定
腹囲 法定
4 視力 法定
5 聴力 1,000Hz 法定
4,000Hz 法定
6 胸部X線(妊娠している方等延期あり) 法定
7 血圧測定 法定
8 尿検査 法定
蛋白 法定
9 心電図 法定
10 血液一般 血色素 法定
赤血球数 法定
血小板数
11 肝機能 GOT 法定
GPT 法定
γ-GTP 法定
12 血中脂質 総コレステロール
中性脂肪 法定
HDLコレステロール 法定
LDLコレステロール 法定
non-HDLコレステロール
13 腎機能 クレアチニン
eGFR
14 尿酸(痛風)
15 糖代謝 血糖(空腹時) 法定
HbA1c
16 消化器X線(40歳以上)
17 便潜血(35歳以上)
医師診察 法定
肝炎ウイルス検査 事業所が定める者
PSA検査 50歳以上の男性被保険者

法定 = 労働安全衛生法に定める項目
○ = 法定項目に上乗せして実施する項目

詳しい検査が必要と言われたら

健診結果判定により、受けるべき精再検査項目をご確認ください。
また、かかりつけ医や主治医(治療中や経過観察中)のある方は 、必ず健診結果を見せて相談しましょう。

項目/判定 3、6、12ヵ月後経過観察 再検査 精密検査 治療
胸部X線
心電図
貧血
腎機能
尿検査
肝機能
所見の変化を確認するために指示された時期に検査を受けて経過を観察します。 たまたま検査当日の体調が悪く、その影響が検査結果にでることがありますので、それを確認するためにもう一度検査を受けましょう。 必ず異常があるとは限りませんので詳しく調べ、正常か異常かを確認しましょう。 医師の治療を受けましょう。
血圧
血中脂質
尿検査
糖代謝
左記の項目は、生活改善に努めることで検査結果が良くなることも多いのですが、結果に変化が見られない場合は、治療を必要とする病気かもしれません。まずは生活改善に努めてから検査を受け、原因を確認しましょう。
消化器X線
便潜血